バイクが止まってしまう原因として考えられること
「いつも通り運転していたはずなのに、バイクが突然止まってしまった」と路上で頭を抱えたことがあるライダーは、意外と少なくないのではないでしょうか。
走行中に突然バイクが止まってしまった場合、原因として考えられることはなんでしょうか?
まず最初に疑っておきたいのが「ガス欠」です。
このガス欠は、慌てている分、見落としがちなポイントです。
特に表示するメーターをカスタムしたばかりという場合、上手く作動せずガス欠に気付けなかったということもありえます。
ガス欠以外で考えられる原因としては、オーバーヒートがあります。
水冷エンジン車両の場合、オーバーヒートによってバイクが止まってしまうという可能性は決して低くありません。
水温計やエンジンチェックランプなどを確認し、もしも水温計が【H】をさしていたらオーバーヒートの可能性が高いと考えましょう。
エンジンが冷めるのを待つことでエンジンを始動させることが可能ですが、長い距離をもう一度走行させることはできないため、近くのバイクショップに持ち込むか一旦帰宅してメンテナンスしましょう。
またその他にも、タンク内への水の混入やプラグキャップの脱落などさまざまな原因が考えられます。
一般道路・高速道路で止まった時の対処法
突然バイクが止まるというのは、かなり危険な状況ん晒されるということと同じです。
早めに対処しなければ、通行の妨げになるだけではなくあなたの身を長い時間危険に晒すことにもつながりますので、対処法をここでもう一度おさらいしておきましょう。
まず、一般道でバイクが動かなくなってしまった場合は他の交通の邪魔にならない場所へ素早く移動させましょう。
特に夜間の場合、ハザードを点滅させるか停止表示器材をバイクの後ろ側においてから修理の措置を取ってください。
高速道路でバイクが故障してしまった場合は、速やかに路側帯や路肩に駐車しましょう。
すぐに発煙筒を使い三角板を置いて後ろから来る車に自分の存在を十分に知らせ、追突事故の予防措置を取る必要があります。
夜は三角板が見えにくいこともあるので、必ずハザードを点けましょう。
バイクを移動させ後続車に知らせる対策を取ったあと、修理業者などに連絡しバイクを移動させましょう。
レッカーを依頼する方法
バイクが止まってしまった場合、バイクショップやJAFなどのレッカーサービスに電話で依頼することが必要となります。
レッカーサービスを依頼する場合は住所や近くの目印などの具体的な場所、バイクの故障状態や車種を素早く正確に伝えましょう。
どこでバイクが止まったとしても、まず大切なのは安全な場所にバイクと自分自身を移動させることです。
焦らず冷静に対処しましょう。