メットインに内鍵してしまったら

JAFやバイクショップに依頼する

やってはいけないと思いつつ、やってしまいがちなのがメットインに鍵を入れたまま閉めてしまうことです。
何かに気を取られていたり、慌てていたりするとついやってしまうトラブルで、後から鍵が取り出せなくなって青くなってしまった経験をした人も多いはずです。
合鍵を持っていれば問題はないのですが、ほとんどの人は合鍵があっても自宅に保管してあり、その場には持ち合わせていないことが多いものです。

こういう時には、専門家を呼んでメットインの解錠を依頼することになります。
メットインの開錠ができるのは JAFかバイクショップ、あるいは鍵屋です。
メットインに鍵を閉じ込めてしまったのが市街地であれば、最寄りのバイクショップまでバイクを押して行ってメットイン解錠をしてもらうのが一番です。

解錠にかかる費用はバイクショップによってかなり異なりますので、最初に電話で問い合わせをした方がいいかもしれません。
また、バイクショップによっては持ち込んでもその日のうちにメットイン解錠をしてもらえず、メカから鍵を取り寄せてから作業に着手するところもあります。
ですから、その点も電話で問い合わせをしておいたほうが無難です。

ロードサービスJAFの会員であれば、メットイン解錠は無料で行なってくれます。
会員登録をしていないと解錠に13130円(夜間の20:00〜8:00は15230円)かかりますので、会員になっておいたほうがはるかにお得です。

ちなみにJAFの入会金は個人会員の場合、一年分が2000円、年会費は4000円となっています。
家族会員になると入会金は無料で、年会費は2000円ですから、家族のうちの何人かがバイクや車を所有しているのであればこちらがおすすめです。
JAF以外のバイク専用レスキューサービスは車には対応していませんので、車とバイクの両方を運転する人はJAFに入会しておくとさまざまなメリットを享受することができます。

シートの横から手を突っ込む

JFAやバイクショップに依頼している時間がない、あるいはできるだけお金をかけずに自分で何とかして鍵を取り出したいという人には、バイクのシートの横から手を突っ込む方法がおすすめです。
車種によって手を突っ込めるバイクとできないバイクとがありますので、決して無理はしないようにしましょう。
一般に、樹脂製のシートカバーであれば手を突っ込んで鍵を取り出せることが多いようです。

ただし樹脂製のシートカバーは柔らかいので、シートの一部分を無理やりこじ開けることで変形してしまうだけではなく、破損することもないわけではありません。
ですから、シートの横から手を突っ込むのはやむを得ない場合に限ったほうがいいでしょう。