バイク乗りは抑えておきたい!交通事故に遭ったらやるべきこと

交通事故に遭ったときにも冷静に

バイクに乗っていると、交通事故に遭うことがあります。
このときにはつい焦ってしまいがちですが、冷静に対応することが大切です。
焦って行動してしまうと事故のトラブルをさらに大きくしてしまう可能性があるため、十分気をつけて対処する必要があるのです。

交通事故に遭ったときには、必ず行うべきことがあります。
これをしっかりと理解しておくことで、万が一事故に遭遇したときにもすぐ対応しやすくなります。
そこでここでは「バイクに乗っているならぜひ押さえておくべき、交通事故に遭ったときのポイント」を紹介します。
ぜひ参考にしてほしいと思います。

交通事故に遭ったときにするべき3つのこと

交通事故に遭ったときには、次の3つのことを行いましょう。
まずは「警察への連絡」です。
事故に遭遇したときには、その場にいる人たちで対処してしまうことがあります。
しかしまず行うべきなのは、警察を呼ぶことです。

スマホや携帯で110に電話をかければ、すぐに警察を呼ぶことができます。
名前やその場の住所を聞かれるため、スマホの地図アプリや電柱で場所を確認しておきましょう。
電話をかけるとすぐに警察が来てくれて、現場を確認してくれます。

次に写真などで、事故の証拠を残りましょう。
事故を起こしたときには、「相手」がいることが多いです。
「自分が壁にぶつかった」などの場合には、建物を所有している人が被害者となります。
また、車などと衝突事故を起こしてしまったときは、対抗する車などに乗っている人が相手です。

自分が被害者か加害者になるかは、状況によって異なります。
その判断をするために事故の証拠が必要となるため、必ずすぐに写真などで残す必要があるのです。

人によっては「警察が来てくれるから、自分で証拠を記録する必要はないのでは?」と思うことがあるかもしれません。
しかしタイヤの跡など、すぐに消えてしまいやすい証拠もあります。
そのため事故後すぐに自分で記録するほうが、より確実なのです。

さらに、事故を起こした相手の個人情報を確認しておく必要があります。
相手の免許証を見せてもらい、住所や氏名、年齢、電話番号、バイクや車のナンバー、任意保険と自賠責保険の保険会社名を控えておきましょう。

相手によってはこうした個人情報を提示したがらないことがありますが、必ず聞き出しましょう。
このとき念のため、録音もしておくと良いです。

もしものときに備えて、準備しておこう

事故に遭ったときの対処方法を知っておくことはとても大切です。
上の3つのことはどんな事故に遭ったときも必ず行うべきことなので、ぜひしっかり覚えておきましょう。

特に、任意保険には入っておくことをおすすめします。
相手が任意保険に入っていない場合は、自分の任意保険を利用しなければなりません。
任意保険に入っていない場合の事故は、双方大変なので、かならず入っておくことをおすすめします。

自動車を運転する機会がある人は、バイクと自動車の両方で保険に加入しましょう。
ただし、120cc以下のバイクの場合、自動車保険のオプションとして保険に加入できることがあります。
様々な保険を確認して、自分に合ったものを利用しましょう。

事故はいつ起きるか分かりません。
もしものときに備えておくことが重要なのです。