サンダルやイヤホンをして、バイクに乗りたい
バイクに乗り慣れてくると、「より自分らしいスタイルでバイクに乗りたい」という気持ちが湧いてくることがあります。
そしてこうした人の中には、「サンダルを履いてバイクに乗りたい」「イヤホンで音楽を聞きながら、ツーリングを楽しみたい」と考えることがあります。
確かにこれらができると、よりバイクを楽しめそうではあります。
しかし基本的にこれらの行為は危険につながりやすく、控えておくほうが良いです。
ただ、行っても問題ない場合があるため、それぞれについて説明します。
サンダルを履いてバイクに乗る場合
サンダルを履いてバイクに乗るのは、基本的にはやめておくべきです。
サンダルは楽ではあるものの、ふとしたときに脱げてしまいやすいです。
バイクに乗っていてサンダルが急に脱げてしまうと、慌てて後方を振り向いてしまいやすいです。
しかしこのときにバイクを運転する姿勢が不安定になりやすく、転倒や追突などの事故につながりやすくなります。
このようなことから、サンダル履きでバイクに乗るのはおすすめしません。
バイクの安全に関する法律は、各都道府県で少しずつ異なります。
多くの都道府県でサンダルやスリッパなどの履物を履いてのバイク運転は、禁止されています。
ただ、都道府県によっては、これらが禁止されていないかもしれません。
そのためあなたが住んでいる都道府県のバイクに関する法律を確認して、サンダル履きでの運転について禁止事項が書かれていなければ、試してみても良いかもしれません。
また、法律に記載がある場合は、絶対にサンダルを履いてバイクを運転しないようにしましょう。
もし違反が警察に見つかった場合、減点や罰則金の対象となります。
さらに人によっては、「ゴム製のサンダルなら安全なのではないか」と考えることがあります。
しかし通常のサンダルよりは安全かもしれないものの、危険であることには変わりありません。
控えておくことをおすすめします。
イヤホンをつけてバイクに乗る場合
バイクに乗っていると、音楽を楽しみたくなることがあります。
このときにイヤホンでお気に入りの曲が聞けると、ツーリングがより楽しくなりそうではあります。
ただ、もし音楽を大きなボリュームで聞いていて周りの危険に気づかない場合、大きな事故につながる可能性があります。
そのためイヤホンは、しないほうが良いでしょう。
これについてもあなたの住んでいる地域の法律を確認して、イヤホンを装着しての運転が禁止されているかどうかをチェックしておきましょう。
バイクの運転は、安全が第一です。
サンダルやイヤホンで自分らしいスタイルを目指したくても、基本は控えておくのがおすすめです。