不要になったヘルメットを買取ってもらう

処分するより買取ってもらおう

中古バイクは手入れさえ行き届いていれば、数年使用したものでも買取をしてもらうことができます。
意外と知られていないのが中古ヘルメットの扱いで、不要になったヘルメットもものによっては買取をしてもらうことができます。
中古ヘルメットが売れるからといって、内部が擦り切れたり汚れがあるものはやはり査定の対象とはなりませんので、購入したバイクショップにただで引き取ってもらうしかありません。
ヘルメットは新品同様、無傷のもののみ査定の対象となることを忘れないようにしましょう。

一度転倒して打撃を受けてしまったヘルメットは中古として売れないばかりではなく、継続して装着しても頭部を保護する機能がなくなってしまっていますので、処分するしかありません。
使わなくなったヘルメットを捨てる場合には、家庭ごみの「燃えないごみ」として指定された日に捨てます。

高く売るコツ

中古ヘルメットを高く売るためには、まず第一に人気メーカーのブランド品でなければなりません。
ヘルメットのブランドとして圧倒的に評価が高いのは、「SHOEI(ショウエイ)」と「Arai(アライヘルメット)」の2つです。

SHOEIは1954年にポリエステル加工メーカーとして創立され、1960年にオートバイ用ヘルメットの生産に着手しました。
以降、日本国内はもちろんのこと世界40カ国以上に輸出され、世界のプレミアムヘルメット市場でトップシェアを誇っています。
自衛隊仕様ヘルメットや白バイにも同社のヘルメットが採用されているなど、安全性とクオリティはお墨付きです。
SHOEIのヘルメットはいずれも、時速300km以上に達する世界的なバイクのレースでもたゆまぬデータ収集と研究・開発を行った成果から生まれてくるため、安心して使用することができるのです。

Araiも、妥協を許さないヘルメット生産では定評があります。
会社としてのAraiの歴史は古く、明治35年に東京京橋に「新井帽子店」として誕生し、昭和39年から乗車用安全帽の生産を始めます。
その後アメリカやオランダに支社を設立し、世界的なヘルメットの需要に対応しています。
Araiは「アライ規格」という独自の規格を設けているほどで、品質の高さは世界中のライダーから評価されています。

上記の2つのメーカーの他に、「BELL(ベル)」や「SIMPSON(シンプソン)」のヘルメットも高値で買い取ってもらえる可能性がありますので、ヘルメットを購入する際には最初から有名ブランドのものを選んでおくことも大切です。
中古ヘルメットを確実に買い取ってもらいたいのであれば、バイクを売る時に一緒に売ってしまうのが一番でしょう。