バイクの免許停止について

バイクの免許停止について気をつけよう

バイクに乗っていると、人によっては交通ルールを違反してしまうことがあります。
このときには免許の点数が原点となり、場合によっては「免許停止」となってしまうことがあります。
免許停止になるとその期間はバイクに乗ることができないため、十分気をつける必要があります。

ただ、免許停止といっても、どのような内容で、いつから停止期間が始まるのかが分からないことは多いです。
そこでここでは、バイクの免許停止について紹介します。
また、停止の期間がいつから始まるのかについても紹介するため、参考にしてほしいと思います。

バイクの免許停止の仕組み

バイクの免許停止には、仕組みがあります。
免許停止の際に確認する必要あることとして、「前歴」があります。
前歴とは、「過去に違反した履歴」のことです。

前歴がない場合、減点点数が6~8点の場合は30日、9~11点の場合は60日、12~14日の場合は90日の免許停止となります。
このように減点される点数に応じて、免許停止の期間は長くなるのです。
要は大きな違反をしないように、さらに繰り返ししないように注意する必要があります。
また、前歴がない場合に15点の減点があると、免許取消となってしまいます。

次に前歴が1回ある場合ですが、この場合は減点点数が4~5点の場合に60日、6~8点の場合は90日、8~9点の場合は120日の免許停止となります。
より低い減点数で免許停止期間が長くなっており、ルールが厳しくなっています。
そして10点以上の減点があった場合、免許取消となります。

さらに前歴が2回の場合ですが、減点2点で90日、3点で120日、4~5点で150日の停止期間となっています。6点以上で免許停止となり、よりルールが厳しくなります。
そして前歴が3回の場合、減点2点で120日、3点で150日の停止期間となります。
そして4点以上の減点では、免許取消です。

最後に前歴が4回の場合ですが、減点2点で150日、3点で180日の停止期間です。
半年もの間、バイクに乗ることができなくなってしまうのです。
そして4点以上の減点では、免許取消です。
免許取消になった場合、免許の再取得を行わなければ車が運転できません。
自信がある方は試験場の一発試験を受けてもいいのですが、自信がない方は教習所に通って免許の再取得を行いましょう。

免許停止はいつから始まるのか

免許停止が行われる際には、「行政処分出頭通知書」と呼ばれる書類が郵送されます。
書類には警察へ出頭する日時が書かれており、この日が免許停止の開始日となります。
この日から計算して、上で紹介した日数が計算されます。

このようにバイクの免許停止、免許取消のルールは厳しく、できるだけ避けるほうが良いです。
「免停期間が終われば、またバイクに乗れる」と考えるのではなく、バイクライフを長く楽しむためにも、安全運転を心がけるようにしてください。